光村教育図書から出版された『“おどろきいっぱい”かがくのとびら』計4冊分のイラストを制作しました。
こちらの本は、幼児〜小学校中学年向きの本です。身の回りの科学を見つけながら問題を解き、そのテーマに合った化学の実験・観察・工作をしてゆき、記録を書いたり発表してゆこう!という内容になります。
科学の妖精達のキャラクター&主人公キャラクター
最初から著者の小森栄治さんをキャラクター化したいということだったので、どのようなシチュエーションで、何のキャラクターなら動きやすいかな?と考えました。
打ち合わせの結果、わくわくする世界観ということで“科学の妖精”に決定!で、科学の妖精達が住む世界は?と考えていった結果、『コモリンランド』を創ったのです。そこを訪れる、好奇心いっぱいの子ども達に科学を体験してもらうための島です!
●島には、化学の実験をする3匹の妖精達がいます。
エンエンはお猿の妖精で、ダンスとおしゃれが大好き。サイサイはサイの妖精で、気はやさしくて力持ち。スイスイはリスの妖精で、スイスイと身軽に動くのが得意なんです。
この妖精達を指導するのがコモリン、科学の楽しさを教えてくれる妖精です。「なぜ?どうして?」という気持ちを持っている子ども達にだけ見えるのです。
そんな「なぜ?どうして?」が口癖なのがリサちゃん。しっかり者の女の子で、何でも知りたがります。
カイくんは科学が大好きで、いろいろなことにすぐびっくりしちゃう男の子です。
毎回、テーマに沿ったコモリンランドでの実験や発見を、キャラクター達が紹介します。
キャラクターの世界観『コモリンランド』
『コモリンランド』は、ワクワクと楽しさいっぱいの“自然と共生している近未来科学アイランド”です。
中央には磁石の門を通ってコモリンハウスがあります。屋根についてるアンテナでいつでも新しい科学の情報をキャッチ出来るんです。
手前の“ソーラーひまわり畑”と“風車の森”でエネルギーをつくりだしています。キャラクターそれぞれの家があり、使い切れないエネルギーはきれいな水になって島を潤し、海に帰ります。
“星のドーム”で天体観察したり、“発見の滝”で冒険をしたり“実験の森”で実験をして、“びっくり池”でワクワクする。そのワクワクもエネルギーとなって島にチャージされるのです。
『コモリンランドは、科学がエコサイクルをつくっていて、エネルギーが循環している島なのです!