“プロフィール”私をご紹介!

エダりつこ(イラストレーター・画家)
★★

桑沢デザイン研究所卒
デザインプロダクション2社でデザイナー経験
その後フリーイラストレーターになり今に至る
宇都宮市在中 水瓶座 AB型

とにかく絵を描くことが好きなこども時代!

本を読むこと、音楽を聞くこと、そして絵を描くことが大好きな子どもでした。毎月届く「世界の名作集」「はじめてのクラシック」は楽しみで、いつも玄関で待っていたのを覚えてます。

「世界の名作集」は絵本なのですが、この本達に私は大きな影響を受けました。特に大好きだったのが、作画・杉田豊さんの「森はいきている」と岩崎ちひろさんの「青い鳥」。いまだに、その挿絵を思い出すことができるほど、大好きで衝撃でした。

その頃のわが家は白い漆喰壁で、クレヨンや色鉛筆で落書きしては、よく母に怒られていたものです。

本はジャンル関係なく家中の本をかたっぱしから読んでました。「若草物語」や「家なき少女」などから始まって武者小路実篤、ドフトエフスキー、意味もわからず「蟹工船」。学校の図書室からは、江戸川乱歩や「77の不思議「神秘の宇宙」などのシリーズを借りまくって、最終的には推理諸説とSFにはまり、エラリークイーンとアガサクリスティーは読破しましたね!

そして小中学校の頃、少女マンガにはまりまして、ちょっとうまく描けた私は、しょっちゅう友達に頼まれて、かわいい女の子とか王子様・動物のイラストを描いていました。

高校時代はマンガ投稿!昼夜逆転生活

そこそこの女子校に進学した私は、勉強には見向きもせずひたすらマンガ!!山岸涼子や萩尾望都・くらもちふさこ、からの〜「ドカベン」。まあ、オタクですかね(笑)。夏休み・冬休みのお休み期間は、クイーンとオフコースを聴きながら昼夜逆転でマンガを描きまくっていました。

高校時代には、いくつかの出版社に投稿して努力賞とかいただいたのですが、そのとき気がついたのは、「マンガは絵よりもストーリーが大切!!」ってこと。

ストーリーテラーの才能に見切りをつけた私は、イラストレーターを目指すことにしたわけなのです高校の美術の先生に相談したところ、「桑沢デザイン研究所がいいんじゃないか」とのこと。そのひとことで、桑沢デザイン研究所への進学を決めたのでした。

桑沢時代はひたすら課題!!徹夜の毎日

桑沢デザイン研究所は原宿と渋谷の中間にあり、3クラスの専門学校でしたが生徒が多種多様!1年のときのラスには、現役が半分くらい。芸大めざして何浪かした人が何人か、大学を出てから来た人、サラリーマンをやめて来た人、等々…。年齢もバラバラだし個性もハンパないわけです。田舎の花園のような女子校出身の私には、お目々ぱちくりカルチャーショック!

最初の頃はビックリ状態でしたが、それからはひたすら課題に追われる2年間。徹夜して課題提出して、を繰り返していたような充実の18~20歳でした。

桑沢の1年目は多岐にわたる授業があり、デッサンから彫塑、写真、デザインに関するあれこれ…。アカデミックなお勉強をした感じですかね。2年目はグラフィックデザイン科へ。タイポグラフィからアート系まで、いろいろな角度からグラフィック的表現を試行錯誤したような記憶です。

いろいろ体験して、やはり私はイラストをやりたいと考え、就職科の先生に相談。答えは「イラストじゃ食べていけないよ~」誰に相談しても「イラストレーターじゃ食えないよ〜」なのでとりあえず、イラストに近そうなデザインプロダクションへの就職を決めたのでした。

工画堂スタジオ時代はひたすらトライ!毎日終電

工画堂スタジオはタカラのリカちゃん、ジェニー、チョロQ、人生ゲームなど「タカラ」の玩具の商品・パッケージデザインやパンフレットをデザインしていたデザインプロダクションです。当時は曙橋にあって、建築家デザインのおしゃれな事務所!そして、3階には仮眠スペースがあってたまに連泊するほど忙しい!ほとんど毎日終電に乗るため曙橋の坂を駆け下りる生活でした〜。

そこで、仕事のことを一から教えてもらいました。その頃のデザイナーの仕事って、写植とかトレースコープ色指定の世界、パッケージのカンプとか、ポスターカラーで色を塗っていた時代ですよ・・・溝引きとか烏口とか(知らないだろ~)、直線がにがてな私にはとってもつらかった〜!

リカちゃん関連やゲーム盤デザインなどで、いろいろなイラストレーターの方々と関わるうち、やはりこちらの方が私に向いてるんじゃないか・・・「やりたい!」と考えるようになっていったわけです。

その後、代官山のヒルサイドテラス地下にあった、おしゃれ系デザイン事務所のバイトを経て、最後の会社は、広尾の外国人用戸建~代官山の億ションへとバージョンアップしていった、デザイン事務所「アイバンク」(主なクライアントはフジテレビ)。

今考えると、約3年に渡るデザイナー生活、みんなオシャレな建物だったな~。みんなに「建物で選んでいるだろ〜!」って言われてたけど、確かにそうかも・・・。

下北沢でフリーイラストレーター生活

まずは独立したてのデザインプロダクションでバイトしながら、イラストを描きためる日々。

そのうち、工画堂スタジオやアイバンクの先輩、桑沢の同級生やその紹介を受けた会社からイラストのお仕事をいただくようになり、フリーイラストレーターとしてやっていけるようになったのです。今考えると、その頃が第一次バブル期の最初の頃でラッキーでした。

デザインプロダクションからの依頼が多かったので、仕事の幅も広く、その頃から「マルチ★イラストマイスター」になる階段を上り始めた感じでしょうか。

下北沢時代のお仕事をご紹介

【出版社】食・健康・生活(結婚&妊娠&子育て)の本が多い感じです
主婦の友社/成美堂出版/長岡書店/ナツメ出版/フレーベル館/大和出版
主婦と生活社/集英社/ダイヤモンド出版/NHK出版

【デザインプロダクションからのお仕事】
〘パンフレット〙 各地方自治体/国税庁/藤和不動産/トヨタ/FOOD/リクルート
〘リーフレット〙 CRTハウジング/東急リバブル/セゾン保険
〘カレンダー〙  各地方自治体/牛乳協会
〘パッケージ〙  ユーハイム/ダイドー/小岩井/イトーヨーカドー
〘 舞台背景 〙   青山こどもの城ー毎年のお正月用ミュージカルスライド背景

【タカラ】工画堂スタジオ
ジェニーハウス/リカちゃん世界map/ゲームの世界観/カード版人生ゲーム

丹青社・白水社・ラックランド】空間・展示の仕事
花博用ポスター/花博用map/水族館用魚の絵/植物園用の絵/スーパーマーケットの背景/小田原城の歴史切り絵/博物館用の説明イラスト

【中央労働防止協会】雑誌/冊子/ポスター

【小泉産業】インテリアコーディネイト・イラスト

下北沢フリーイラストレーター生活の詳しい内容は、こちらのブログを見てね!

宇都宮フリーイラストレーター生活

宇都宮に帰ろうと思ったきっかけは、実家の建て替えでした。住んでいた下北沢の商店街に毎日流れる音楽にうんざりしていた頃、ちょうど宇都宮の実家が建て替えるという話が出たのです。好きなように設計してもいいと言われ、すっかりその気になった私。

その頃宅配便も充実してきて、ちょっと東京から離れていても「やっていけるかな〜」と、宇都宮でのフリーランス生活を決断したわけですね。

最初の頃は、東京のお仕事だけで忙しい状態だったのですが、そこへやってきたバブル崩壊!どんどん景気はあやしくなってゆき、東京からの仕事もめっきり減っていったのです。

「何とかせねばいかん!」と宇都宮の広告代理店にポートフォリオをかかえて営業をしたら、ありがたいことに地元の仕事をいただけるようになりました。

宇都宮時代のお仕事をご紹介

【FKD】:宇都宮の大型ショッピングセンター
イベント用の広告・店内POP・ラッピングバス・パンフレット等一式

CRTハウジングセンター】:地元で展開する住宅展示場
毎週のチラシ用メインイラスト・展示場全体のイメージ鳥瞰図

【イートランド】:料理学校や給食を提供する会社
料理学校のキャラクター・小学生用の絵本「カミカミ・モグモグ」

【たかつえスキー場】ポスター

【フジスタッフ】:人材派遣会社 月刊小冊子用イラスト

他に地元のレストランチェーンのメニュー・キャラクター、小冊子・リーフレット
用のイラストを多々制作させていただきました。

宇都宮フリーイラストレーター生活の詳しい内容は、こちらのブログを見てね!

『パーミースタジオ』を始めました!

妹と『パーミースタジオ』を初めたのは2000年。妹は私よりパソコンに詳しく、ホームページの作成・経理業務&アシスタントが担当です。

忙しいときはカラーリングのアシスタントをしてもらったりと順調に行き始めた頃、2003年の大手の地元銀行「足利銀行」の破綻がきっかけで、宇都宮の仕事はほとんど終わりを迎えるのです。その後、リーマンショックもあり東京の仕事も激減・・・。それからは、作品作りにいそしんだり、ご当地キャラ・絵本コンテストの公募に応募しながら、細々とお仕事してました。

そうそう、うれしいこともありました!2011年に真岡市のご当地キャラ「コットベリーちゃん」に選ばれたのです。現在もコットベリーちゃんは大活躍中!!

栃木県真岡市の公式イメージキャラクターに選ばれた『コットベリー』ちゃん

キャラクターコンテストで選ばれるための3つのポイント

仕事が激減して収入が少なかった頃は、二人で一杯のスタバのグランデサイズのコーヒーをちびちび飲んで、これからのことを語り合ったりして、それはそれで小さな幸せを味わえる楽しい時間でした。

ターニングポイントはクリエイターEXPO!

上向きへのきっかけは、2012年の『第1回クリエイターEXPOへの参加!

22ページのパンフレットを500部用意して臨んだ結果、驚くほどのお仕事の依頼をいただけたのです!その時は「東京国際ブックフェア」と同時開催だったので、出版関係からの依頼が多かったですね。

第1回クリエーターEXPOでいただいたお仕事を一部紹介

〘東京書籍〙 中学技術家庭教科書
〘ポプラ社〙 くらしのしきたり 全5巻
〘光村教育出版〙 理科のとびら 全3巻
〘TAC出版〙 簿記の本 巻頭マンガ1年連載
〘ミネルヴァ出版〙 アスペルガーのおともだち
〘ナガトヤ〙 東京スカイツリーのクッキー缶イラスト
〘大日本印刷〙 森永製菓工場見学コース用イラスト一式

その他出版社、デザイン会社、代理店等々から声をかけていただきました!

その時だけで縁が途切れた会社もありますが、ずっと続いているところもあり、『第1回クリエイターEXPO』は私にとって確かにターニングポイントでした。

クリエイーターEXPO以降

『イラストレーター★エダりつこを知ってもらうことがいかに大事か!!』を実感した私は、イラストレーター図鑑やらイラストレーター紹介誌に何冊か掲載してみました。クリエーターEXPOにも1年おきに3回参加してみましたが、年々規模が拡大化!疲れる割には前ほど成果が上がらない・・・。「どうしたら、私を知ってもらえるか・・・」  

やっぱり、検索にちゃんと載ってくるホームページが必要だ!!」 

ということで、検索にひっかからない最初のHPはそのままに、このサイトを作ることにしたのです。
タッチ別に分類したホームページ

“イラストレーター人生の集大成”のつもりでこのサイトをつくりました。

このサイトを見て「イラストを頼みたいな」「一緒にお仕事したい」と興味を持ってくれたら、
このうえなくうれしいことです。

一緒にお仕事出来るのを楽しみにしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいね!

お問い合わせページはこちらから