年賀状をつくって、営業ツールとして活用しよう
最近は年賀状を出さない人も増えてきましたが、やはりお正月に年賀状が届くとうれしいものですよね〜。
仕事場であれば、初出勤したとき最初に目にする年賀状は、アピールするための絶好の手段です。
お世話になっているクライアントには、新年を祝うご挨拶と、旧年中の厚誼の感謝、新しい年に「今年も変わらずよろしくお願いします」という気持ちを伝えるため。
ちょっと疎遠になっちゃったクライアントには、「ご無沙汰してます。また、お仕事ご一緒にしたいです」の気持ちを気軽に何気なく伝えることができるわけです。
年賀状は年に1回だけ利用できる、優秀な営業のツールなのです。
初出勤の仕事場をイメージしてみましょう。机の上には相当数の年賀状が業種ごちゃまぜで重なっているはず。
宛名の面を見て誰からかを確認し、ひっくり返して・・・を繰り返す。
その時、いかにアピールできるか、印象に残るか、それが勝負なわけです!
なのでそんなシーンを想像して、どんな印象を持ってもらいたいかをイメージしましょう。そして、その時降りてきた直観に従って、年賀状のアイデアを練るわけです。
年賀状は瞬間的なアピールなので、そんなに深く考える必要はないと思うんですよね。思いつきを実験的にイラストで表現して、楽しく営業しちゃいましょう。
年賀状は基本のハガキサイズで考える
う〜ん、イラストをアピールしたいんだから、正攻法でイラストを見てもらうのがいいと思うよ。
ポストカードのサイズというと、郵便はがきサイズ(100×148mm)が基本で、こちらのサイズは1枚63円で送ることが出来るわけ。
どうせ枚数が100枚くらい多くなっても、印刷料金はそんなに変わらない。だったら、多めに印刷して、1回しか仕事したことないクライアントにも出したいじゃない。
そう考えると、一枚の送料の差額が大きく響いてくるわけ。
なるほど、“ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる的な感じ”だね。
ヘタな鉄砲かどうかはともかくとして、チャンスの幅は広げておいた方がいいからね。
今まで、年賀状を出したらお仕事来たよ!みたいな経験ってあるの?
あるある!意外とあるんだよ、これが。
何年か前までお仕事してたけど、最近疎遠になっちゃってたクライアントから、「年賀状を見てエダさんに頼もうと思って」とかいう連絡をいただいたり、その年賀状を見た同じ部署の人から「ちょうど今かかえている仕事に、エダさんのイラストがピッタリだったんです」みたいなお話しをいただいたりね。
年の初めにそんなうれしいお話しをいただくと、その年がいい感じでスタートできるじゃない!
印刷会社を選ぶときは料金とプランで考える
うん、確かに!是非とも活用したいツールだよね。
だいたい、どれくらいお金はかかるの?
年によって出す枚数は変わるんだけど、200〜300枚印刷して3000~5000円くらいで、そこに出す枚数×送料(切手代)ってことだよね。全部で2万円くらいって感じかな。
※ちなみに印刷料金は、プリントパックかWAVEを利用したときの金額です。
うわ〜、印刷料って安いんだね!!プリンターのインク使うよりも全然安い!!
ホントだよね〜。私も以前は家でプリンターを使って作ってたんだけど、大変だわ、失敗はあるわ、インクはすぐなくなるわで、やめました。
そしたら、年賀状を作る労力と気疲れが、10分の1に減ったさ〜。
印刷料金は、どの会社もそれほど変わらないの?
最近は、新しいネット印刷の会社がウヨウヨ増えたからよくわからん。値段が安くても、クオリティーが低いんじゃ本末転倒だからね。
だから私は、すでに利用していてある程度品質がわかっている、プリントパックかWAVEを利用しているよ。
■プリントパック https://www.printpac.co.jp/
その使い分けは何なの?
印刷の感じかな?とりあえず、お値段をシミュレーションしてみましょう!
【プリントパックの場合】
用紙の種類「ホワイトアートポスト」「マットコート紙」「ミラー上質紙」「ホワイトミラー上質紙」「ミラーコート紙」「上質紙・ケント紙」「IJ紙」「サテン金藤」「ヴァンヌーボVホワイト」「Mr.Bホワイト」「アートポスト」から選択。(紙の種類により料金は変わります)
用紙の種類を選んだら、次は用紙の厚さ「標準(180g)」「厚め(220g)」を選びます。そして、納期コースを選んで、部数を選ぶわけです。
★私がよく選ぶ「マットコート紙」で「厚め(220g)」で7営業日以内発送、両面4色でシミュレーションしてみると、200部で1,455円、500部だって2,000円(税別)でした。
【WAVEの場合】
用紙の種類「コート紙180g」「コート紙225g」「コート紙310g」「マットコート紙220g」「サテン金藤180g」から選択。
★「マットコート紙220g」で7営業日以内発送、両面4色でシミュレーションしてみると、200部で2,990円、500部だと3,350円(税別)でした。
※2020年9月19日の金額です。
これだったら、断然プリントパックの方がお得じゃん!なんでWAVEを使うときもあるの?
WAVEの高精細オフセット印刷は「240線の高精細印刷で美しく高品質に仕上げます。」と言ってるだけあって、仕上がりが繊細な感じがするんだよね。
だから、イラストを繊細に綺麗に見せたいときはWAVEを選ぶわけ。あと、加工オプションも豊富だよ。
自分のイラストに合った、印刷会社を選ぶのも重要ってことだね。
なるほどね!イラストに合わせて印刷会社を選ぶんだ。
あと、知っておいた方がいいことってある?
そうだね、“無料サンプル・資料請求”をするといいよ。
印刷用紙サンプルとカラーチャート、商品サンプルが無料で送られてくるんだけど、印刷用紙の紙種・紙質・厚みなどを手にとって確かめられるわけ。これは、とっても大切!前もってここぞと思う印刷会社に請求しておくといいと思う。
なるほど、手にとって確かめられるのはいいよね!
ネット印刷は、会社によっていろんな特徴があると思うので、自分に合うところを探して、うまく営業ツールに活かしてね!!
じゃ、最後に今までに作った年賀状、クリスマスカード、誕生日のポストカード達を紹介します!
かわいいポストカード・コレクション
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アピールしたいなら、不定形のハガキを使うっていう手もあるんじゃない?